いいたいほうだい

本来、人形はオープン価格です。
メーカーが希望する価格などありません。
人形のメーカーはそこへ(小売店や卸)いくらで販売するかには興味があっても、それからいくらで販売するかは小売店任せです。
全国統一価格ではないですから、定価という言葉自体意味はありません。


定価・標準希望小売価格・メーカー希望価格

など、この業界では


悪の根源

とも言うべき価格設定は控えたいです。
消費者の意識もかえていくべきです。
売りたい価格からいわゆる定価や標準価格を逆算する(3割引や半額表示するために定価を決めているところは多い)、本来の意味からずれた二重価格設定の実情は一部消費者しかまだ気づいていません。
本来やってはいけないことですが、消費者の方たちは「割引はどのくらい?」とか「元の値段はいくらなの?」って言葉が聞かれる限りなくならないと思います。

本来その価格ではどこも売っていないし通用しないはずなのに

定価○○円の品を××円

などと、よく胸を張っていえるなあ(広告でよく見ます)と思うのですが。
実際、そんな手を使わないと売れないところはたくさんあるでしょう。
販売実質金額が他店に比べて高いところ(しっかり儲けないといけないところ)は、そうでもしないと売れないのはわかっています。
でも、そんなことをして後ろめたく感じませんか?
この業界全体で消費者に伝えてない(本当は伝えるべき)ところは結構あります。

という我が社は百貨店に卸しています。やめました。
一応、そこの販売価格設定を基本価格にしています。
本来、こんなことはしたくないですが「この価格から○○くらい安く販売できます」と今の十二段屋ではしています。
この方針は世代がかわらないと変更は難しいです。
わたしの時代になれば、このようなやり方はしたくないです。
その頃には世の中の消費者の意識がかわっているとよいですが。(2008年6月、百貨店卸をやめ、店舗販売とインターネット販売に専念することにしました)

WEB上では、わたくしの独断と偏見ですべて自分の


やりたいように

やってます。
あしからず、ご了承くださいませ。

この二重価格設定はメディア(おもにテレビ)が、消費者を煽っているのが原因です。(この業界に限らずどの業界でも一緒です)
消費者を悪い道に走らせる道を作ったのはテレビで流される放送です。
「消費者の皆さんは賢い買い物をしましょう!」
「上手な買い物をしましょう!」
「お得です!」
「安くて良い品です。」
言葉だけならべればどこがいけないのかわからなくなりますが、ここで「大きな割引であるほど安い」と消費者を誤解させたまま放置しています。
そこででてきたのが過大な割引をうたい文句にするため用の専用商品や価格設定です。

知っているとは思いますが、アル店舗で広告にでるような「超目玉商品!」や「お買い得商品」は、通常販売している商品の値段を特別に下げて販売するのではなく、専用商品(目玉用商品)を別に仕入れて販売しているだけです。
全部とはいいませんがこのような場合が多いはずです。
つまり、値段相応です。

安くてよい品は安くても使い勝手が良い品とか値段の割にそこそこ使えるとか表現をきちんとするべきですね。
人形に安くてよい品はありません。
安ければコスト競争の産物で極端に言えばどれだけ手を掛けずにつくったかで値段が決まります。
良い品であればそれなりにきちんと手を掛けていますから値段は当然高くなります。
高くてよい品ならあります。
売れ残って安くするのであれば、それはその値段では消費者が認めなかったことですから、つけた値段が高すぎただけでそれが本来の値段であるとは思いません。
売れる値段が実際の価格と思っています。


○△作という作札。
この人が造っているわけではありません
とんでもない。
そんなにたくさん出回る人形を


一人では作れません。

それぞれ会社があり、その会社の製造する人形を○△作で販売しているのです。
代表者の名前が○△である場合もありますし、なんの関係もなくにつけた名前の場合もあります。
作る人は、その会社の従業員さんたち(と、作業の一部は外注するところがほとんど。特に裁断。)です。

当然ながら、雛人形のお顔と着せ付けは別の会社です。普通、作札にある『○▲作』は着せ付けの会社のことを一般には指します。

それぞれの会社に固有の技術があり、そのレベルで商品(人形)は造られるので、結果的に○△作の人形はよいということはあってもこの人の作ったものはよいということにはなりません。(例外もありますのでややこしいです)
ですので、商品自体は手作業の量産品ともいえます。

おそらくこんなことをいって売っているのはこの業界でわたしくらいでしょう。(笑
でも、それがホントだからしようがないです。

どこかの(名前はいいませんが)販売促進ビデオなどは、しかめっ面した頑固職人らしきひとがでてきてその人が人形をつくっていく場面を延々と流し、さも「○△作はこの人の作品です。」風のことを訴えます。
そんなことはありません
従業員さんたちが作っているのです。
「なんだこのビデオ。」と思う一方、一般消費者はこのビデオをみて「このしかめっつらした人の作品がいいな」と事実を間違わせることをしているのだなと思います。
なんという業界だろうか!


国産品は少ないです。
なにっておひな人形を取り囲むものたちです。
人形自体は国産がほとんどだと思います。(たぶん)
(ただし、ある有名小売店に並んでいるもののほとんどが(人形本体も含めて)外国産にかわったらしいといううわさを聞いたことはあります。)

あるカタログをみるとおひなさまを載せた写真のしたに国産品と書いてあります。
これに使っている部品(たとえばお道具や、桜橘など)は、どうみても外国で作ったものでありまする。
箱詰めを日本ですれば日本産でとおしていいものなのかなと思う次第です。
技術のある勤勉な他国でつくったものと日本でつくったもの、値段は2〜3倍違います
出来栄えは見劣りしません
しかも、この境界線ははっきりしていません。
材料の木材などは日本産は目が出るほど高いので普通は外国の木材を使います。
日本である程度の長さに切断するより、そこの国で切断したほうが当然安い。
では、切断した後の加工は?当然現地でしたほうが安い。
仕上げは?塗りは?現地ですることになりませんか?
箱詰めだけ日本でしましょう。
これって日本産ですか?(一応はそうかもしれません)
ではどの状況から日本ですれば日本産になりますか?
これは消費者に誤解を


招きませんか?(重要)


ほかにも大事なところを他国で作っていると聞きます(業界のみなさま知っているのにお客さんに対して口に出す人はいない)が、ここで公開してはたぶん袋叩きにあうだろうと思いますのでいえません。
消費者の求める価格競争がそいうった事態を招いていることを気づいているのでしょうか?ともおもいます。


商品○○をお買い上げいただいた方は、△△サービスします!□□プレゼント!などとそのものが

商品の価格に含まれて設定されている


ことは消費者の方はご存知でしょうか?というより、気づいているのでしょうか?
まあ、それも言い方一つで気持ちが違うといわれたらそれで終わるのですが。


販売促進コストをかければ、自然と販売価格はあがります。
某有名人さまをCMに使えばたくさんのお金がいりますし、回数流せば費用は莫大となります。
この費用は売る商品の価格に含まれます
気づいている消費者はどのくらいいるのでしょうか?

カタログやビデオ、配布されるものすべてにお金がかかっています。
どれもこれも商品を売って


回収されます

当然です。


これもご存知かと思います。カタログの経費。

カタログ制作費、なんと1冊200円〜500円もします。カタログに載せる写真はほとんどがプロのカメラマン。写真1カット1万円が相場です。お持ちのカタログ、いくつ写真が載っています?写真以外にももちろん印刷代などもかかります。それをひっくるめると1冊の単価がでます。裏の隅に2500円と経費を書いたメーカーカタログも見たことがあります。もちろんカタログ経費は、商品を売って回収されます。ほとんどのお店はその年しか使えないカタログを大量に作って、余ります。時期が過ぎてゴミとなったカタログ経費まで払っていることをお客様は知っているのでしょうか。さらにカタログ請求で100冊くばって、お買い上げしていただくのがわずか数人というのが現実。カタログ無料送付なんて看板を掲げているのをよく目にしますが、そういったところでは購入に結びつかなかった他の人のカタログ代も、もちろん購入した人が払っているのです。


んと、普通おひな人形(鎧兜も)はどれだけ高価であろうとも代々受け継ぐ


家宝にはなりません

『家宝になります』なんていって販売するところは

できるだけ高い商品を売ろうとするため


だろうと思います。

長くもっていたからと言って価値は上がるものではありません。
価値というかんがえはやめたほうが良いです。
なぜなら、おひな人形は出回りすぎているからです。

嫁入りにもっていくから?
これもやはり同様だと思います。
いまの時代、嫁入りにおひなさまを持っていく人はまずいないでしょう。
実家の押入れに眠っているか、人形供養にもっていくかのどちらかです。

では、高いお金を出して買ったおひな人形に価値はないのか?
おそらく最低でも100年は経たないと骨董扱いはされないでしょう。

では、なんのために?

いまのおひな人形は、
お人形を通じて日本の伝統である節句を楽しみ

家族の思い出を作るため

にあるものなのです。(伝統はあまり関係ないかも)
自分が昔体験した楽しい節句の思い出を、我が子にも同様に楽しい思い出として残してもらえるかだとおもいます。
昔体験した楽しくない節句の思い出があるのであれば、楽しい思い出を我が子には味あわせてあげてはどうでしょう?
自分の生活中心のおひな人形の選び方を控えて、
お子様を中心にどうすれば楽しくおひなまつりをすごせるか考えてみてはどうでしょう?
子供なら、なにが、どんなものが喜ぶかを考えながらお人形を選ぶのも楽しいものですよ。


おひなさまや鎧兜を探すのにカタログを眺めているそこの人!
屏風と飾り台で選んでませんか?
おひなさまって屏風のことですか?
お人形はカタログだとどれも一緒に見えます。


すてきな屏風と飾り台

とそれに付属するその他お人形などの一式
を購入しようとしていませんか?
小さい子供は人形と、それに付属するお道具しか目に入りません。
屏風と台は大人の満足です。


「お姫様(おひめさま)、お内裏様(おだいりさま)が右と左とどちらに並べるのが正しいのでしょうか?」
という質問をよく聞きます。
正解は、向かって右がおひめさま、向かって左がおだいりさまです。
これは、いままでどちらに並ぶか地方によりまちまちであったのですが、昭和のはじめに人形協会が昭和天皇を見習い向かって右におひめさま、向かって左におだいりさまに統一しましょうと決まりを作ったそうです。
ですので、わたくしは京ものであろうがなかろうがこの決まりに従っています。

「京ものは反対に置くものです。」
などと、みなさんを混乱させる説明や展示は


やめましょう。


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