五月人形を楽しむ!
どもっ!
十二段屋 池村好荘です。
昨年、我が家に新しい住人が増えました。男の子です。人形屋のせがれですから、五月人形は余り物の中から選びます(泣。
二人目の男の子ですから、気が楽です。
わたくしが息子のための五月人形を選ぶポイントは、将来、子供が喜ぶかどうか。子供が好きになってくれそうなものを選びます。雛人形を飾るときに対抗して、自分の五月人形を出すくらいの愛着のあるものにしたいですね。
「かわいい」「きれい」な、女性好みの五月人形は男の子にとってち~っとも興味のないものですから、わたくしは、そんな五月人形絶対っ選びません。
試しに、声をかけてみます↓
「かわいい」では、全く反応しません。
無視しています(ムカッ!
男の子にはもちろんこの言葉が一番です。
そうです。五月人形も男の子の気持ちになって、考えます。男の子が自分から進んで飾る(組立てる)ようなそんな五月人形を探します。
我が家の場合、クラスでも一番と悪評の高い悪がき『いけりゅう』がいますので、こいつが選ぶ五月人形なら間違いないはずです。実際、選ぶものはたしかにかっこいいです。男ならこの気持ちわかります。
五月人形を選ぶときは『男の子の気持ちになって』が、重要です。『きれいな』『かわいい』ものを選ぶと、お母さんのための五月人形になってしまいます。 『かっこいい』『つよそう』をキーワードに探せば、将来子供がきっと喜んでくれる五月人形に出会えるはずです。
ということで、今回の五月人形はこの男がカギを握っています!では、この悪がきの意見を聞いてみましょう!
おれのはなしをきいてくれ!
おれ、いけりゅう←【わるがき代表】
おれには弟ができた。今、5ヶ月だ。ともやんとよんでいる。かわいい弟だ。おれがともやんの五月人形をえらんでやる。でも、その前におれのじまんの五月人形を見てくれ!
おれのお守りだから五月人形はおれがくみたてる。くみたてはちいさいころからやってきた。お手のもんだ。
この五月人形はお父さんがおれが生まれたときにえらんでくれた。おじいちゃんからのプレゼントだ。
これをくみたてるときになにかやくそくがあったような。。。。
手をあらってからさわるって約束はもうわすれた。でも、おれのなんだから、おれがすきにさわってもいいはずだ。←【父:てぶくろなんてしたことありません】
といってるあいだにもうできた。←約5分
かっこいい。かっこいい~~~~~♪おれ、この五月人形すごく気に入ってる。かっこいいから。
だから、ともやんのもかっこいい五月人形をえらんでやるんだ。
でもそれは、もうきまっている。前の年に一ばん気に入ったやつなのだが、あれはかっこいい。男にかわいいなんてものはいらない。
きれいなんてものもいらない。 ←【間違えて女性好みのものを選ぶと・・・・・】
強くてかっこいい五月人形がいいにきまっている。 ←【こどもが気に入りそうなのを選んであげてくださいねっ】
だからあれをともやんにえらんでやる。前の年はお父さんの友だちがさいごに買って売り切れたときいたとき、さびしくなったけど、また入ってきた。うれしい。
番外記念写真1
番外記念写真2(ぉぃぉぃ
わたくしの意見ですっ!
ここまで読んでくださってありがとうございます。いったいなにを選んだらいいのかきっと迷ってらっしゃるのだと思います。
ちなみに赤ちゃんのお母さんですか?でしたら、お雛さまの楽しい思い出お持ちですか?
女の人にとっておひなさまが特別なものであるように、男の子にとって特別な五月人形。お雛様は、飾るのもひとつの楽しみという人は多いですがいかがですか?
男の子も五月人形を飾るの喜びます。
男ですから、ホントに小さいうちだけお手伝いしてあげて、4才になったら一人で組み立てさせてください。きっと、ひとりで組み立てて出来上がったときの子供の自慢そうな顔は、思い出の1ページになることでしょう。
赤ちゃんのお父さんですか?自分が小さい頃、五月人形があったかどうか、覚えてますか?楽しい思い出ありますか?
男の人は、五月人形に思い出をお持ちの方、極めて少ないです。皆無に等しいといったほうがいいと思います。おひなさまを楽しむ女性は多いのに、男はなんで。。。。。
ズバリ、楽しんでこなかったからだと思います。おそらく五月人形なんて触ったことないと思います。太刀を振り回して遊んだひとは、やっぱり思い出の一ページとして、我が子にも、と言われます。
が、
それすらない男性が圧倒的です。
組み立ては、手袋をつけてなんて、ほとんどのお店の人はいってると思います。そんなことするから、五月人形の楽しい思い出が残らないのです。
手袋つけないと、触ってはいけない→子供には触らせないが昔のあたりまえ。
でも、それをすると、
子供に思い出のこらない→一体何のためにかざるのかわからない→楽しくない→かざらなくてもよい→いらない→しないほうがよい
となります。その通りです。
思い出の残らない節句(五月人形)はするだけもったいない。
と思います。
ですから、楽しみましょう。
楽しんで思い出を作ってあげて、自分も楽しんで、、、それで、少々、汚れたって、壊れたっていいじゃないですか。五月人形のホコリを気にするような人でも、そんな大人の男になって欲しいですか?男の子ですから、わんぱくに少しぐらいわるさしても大目に見てあげる気持ちで五月人形選んであげましょう。そしたら、きっと、、、
入荷・販売開始情報はfacebookとtwitterでお知らせします。
五月人形は日本の文化です - 日本では季節の変わり目の祝祭日のことを節日といい、お供え物をしたり行事を行って祝ってきたという歴史があります。この節日の供え物『節供』という言葉が、節日そのものを指すようになって『節句』という言葉になったともいわれています。その五節供のうちのひとつ端午の節句は、男の子の節供として内には五月人形を飾り、外には鯉のぼりや五月幟をたて、お子様の成長を喜ぶお祝いの行事として生活に定着しています。とりわけお子様がはじめて迎える節句を初節句といい盛大にお祝いします。また、女の子の初節句は、雛人形を飾ってお祝いします。